みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
英語を学習してゆく上でのハードルは「単語を覚えられない」・「文法が理解できない」ことがあげられます。
いろいろな文法事項が出てきますが、実は英語の文法の公式は5つしかありません。
これを理解できれば、文法事項を俯瞰できるようになって見通しがよくなり、英文法への理解が深まります。
そこで今回は英文法の公式的存在である「文型」の解説をしていきます。
また、本記事と合わせて以下の記事も是非ご覧ください。
英語における文の要素とは?
本題に入る前に、英語における文の要素について説明します。
この一覧は以下の通りです。
これらに該当しないものは「修飾語句(M)」となります。
「修飾語句」としては以下のようなものがあります。
これらの具体的な内容に関しては、各文型の説明を行いながら明示していきます。
「第1文型」とは?
まず、「第1文型」について解説します。
文のことをいいます。
例えば、”I walk to school by bike.”という文を考えます。
この文を文の要素に分解すると、
I | walk | <to school by bike>. |
S | V | M |
というようになります。
動詞のすぐ後ろにある前置詞句は、動詞である”walk”を修飾する副詞となります。
第1文型では「S+V+M」という形をとることが多いです。
「第2文型」とは?
次に「第2文型」について解説します。
例えば、”He looks pale.”「彼は青ざめて見える」という文を考えましょう。
この文を文の要素に分解すると、以下のようになります。
He | looks | pale. |
S | V | C |
このとき、「彼は青ざめている状態」なので、S=Cの関係が成り立ちます。
また、”get”は基本的には「~を得る」という意味ですが、第2文型で用いるときは「~になる」という意味に変化するので注意しましょう。
「第3文型」とは?
続いて、「第3文型」です。
ことを覚えておきましょう。
例えば、”I eat sushi.”という文を考えます。
この文を文の要素に分けると以下のようになります。
I | eat | sushi. |
S | V | O |
すべての一般動詞はこの文型をとることはしっかりとおさえておきましょう。
「第4文型」とは?
次に「第4文型」を説明します。
SVOOにおいて、「人」は「間接目的語」、「もの」は「直接目的語」と呼ぶこともあります。
例えば、”I gave her a present.”という文を文の要素に分けると以下のようになります。
I | gave | her | a present. |
S | V | O | O |
また、第4文型は第3文型への書き換えが可能です。
このとき、以下のことに注意しましょう。
give,tell,showなどはものや情報が相手に移る動作を表すので、移動のニュアンスをもつ”to”を用います。
一方で、make,buy,cookなどはその動作自体には相手の存在は不要なので、「~のために」という意味を持つ”for”を用いるのです。
例えば、先ほどの”I gave her a present.”という文を第3文型に書きかえると以下のようになります。
第4文型 | I | gave | her | a present. | |
第3文型 | I | gave | a present | to her. |
また、”I bought my mother a book.”という文を第3文型に書きかえると以下のようになります。
第4文型 | I | bought | my mother | a book. | |
第3文型 | I | bought | a book | for my mother. |
「第5文型」とは?
最後に、「第5文型」を解説します。
例えば、”They call me Tom.”という文を考えます。
これを文の要素に分解すると、以下のようになります。
They | call | me | Tom. |
S | V | O | C |
この文を日本語に訳すと、「彼らは私をトムと呼びます。」となりますね。
このとき、「私」=「トム」の関係が成り立っているのが分かります。
「私」にあたるのが”O”で、「トム」にあたるのが”C”ですから、O=Cとなっていることが確認できますね。
この性質は重要なので、しっかりと覚えておきましょう。
また、第5文型をとる動詞として、以下があります。
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まとめ:[中学英語]文法はたった5つを理解すればOK!英文法の公式「文型」を解説!
いかがでしたか。
今回の記事では、「文型」について解説しました。
中学で習う諸々の文法事項は必ずどれかの文型に該当します。
ですので、「文型」をしっかりと理解しておけば、頭が整理されて諸々の英文法が定着していきます。
英語を始めて学ぶ方、英語が苦手な方はまずは「文型」を理解することが大切です。
引き続き、英文法に関する解説も行っていきます。
ご一読いただきありがとうございました。
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