みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
今回の記事では、知っておくと便利な「空間図形の裏ワザ」について解説していきます。
正四面体を背景とした問題や切断された立方体の体積を求める問題などはよく出題されます。
これらは実は裏ワザを知っておくとすぐに解けてしまうのも事実です。
空間図形の問題は解くのに時間がかかるため、試験で時短できるテクニックをいくつかご紹介します。
また、本記事と合わせて以下の記事もぜひご覧ください。
「正四面体」に関する裏ワザ
「正四面体」に関する裏ワザとして以下のことを覚えておくとよいでしょう。
これらの公式がどう導かれるか説明します。
1辺の長さが\(a\)である正四面体O-ABCの点Oから垂線を引くと、正四面体の対称性よりその足であるHは線分AM上に位置します。(Mは線分BCの中点)
また、正四面体の対称性より、線分ABの中点をKとすると、HはAMとCKの交点となります。
このとき、\(CM=\displaystyle \frac{a}{2}\)であり、三平方の定理から、
\begin{gather}
AM=\sqrt{AB^2-BM^2}=\frac{\sqrt{3}}{2}a
\end{gather}
です。
ここで、メネラウスの定理を用いると、
\begin{gather}
\frac{CB}{CM}×\frac{KA}{BK}×\frac{HM}{AH}=1\\
\frac{2}{1}×\frac{1}{1}×\frac{HM}{AH}=1\\
AH:HM=2:1
\end{gather}
を得ます。
また、以下のように△OAMでメネラウスの定理を用いると、
\begin{gather}
\frac{MA}{MH}×\frac{NO}{AN}×\frac{PH}{OP}=1\\
\frac{3}{1}×\frac{1}{1}×\frac{PH}{OP}=1\\
OP:PH=3:1
\end{gather}
を得ます。
\(AH=\displaystyle \frac{2}{3}AM=\frac{\sqrt{3}}{3}a\)より、三平方の定理から、
$$OH^2=\sqrt{OA^2-AH^2}=\frac{\sqrt{6}}{3}a$$
となります。
内接する球の半径の長さは、PHに等しいので、
$$PH=\displaystyle \frac{\sqrt{6}}{3}a×\frac{1}{4}=\frac{\sqrt{6}}{12}a$$
であり、各頂点を通る球の半径の長さは、OPに等しいので、
$$PH=\displaystyle \frac{\sqrt{6}}{3}a×\frac{3}{4}=\frac{\sqrt{6}}{4}a$$
最後に、正四面体の体積は、
$$\frac{1}{3}×\frac{1}{2}×AB×CK×OH=\frac{\sqrt{2}}{12}a^3$$
と求まります。
四面体の体積比
四面体の体積比に関して、以下のことも覚えておくとよいでしょう。
△ABCと△AQRの面積比が\(1:\displaystyle \frac{AQ}{AB}×\frac{AR}{AC}\)であり、
点Pから下ろした垂線の長さと、点Oから下ろした垂線の長さの比が\(1:\frac{AP}{AO}\)となることから上記の式が導かれます。
斜めに切断された直方体の体積
斜めに切断された直方体の体積も覚えておくとよいでしょう。
切断してできる立体を2つ上に積み重ねると、直方体ができます。
そうすると求める立体の体積は、直方体の体積の半分なので、
$$S×\frac{PE+RG}{2}=S×\frac{QF+SH}{2}$$
となります。
また、\(QF+SH=PE+RG\)より、
$$\frac{PE+RG}{2}=\frac{QF+SH}{2}=\frac{PE+QF+RG+SH}{4}$$
となって、上記の体積の式が導かれます。
日々の問題演習におすすめの書籍
日々の問題演習におすすめの書籍を紹介します。
定期試験対策のみならず、入試に向けた問題演習を行いたい方は「ハイクラス徹底問題集」がおすすめです。
定期試験レベルから無理なく徐々にステップアップでき、日ごろの学習を通して入試で求められる力を養うことができます。
まとめ:[中学数学]知っておくと便利!空間図形の「裏ワザ」を一挙ご紹介!
いかがでしたか。
今回は、知っておくと便利な「空間図形の裏ワザ」について解説しました。
これらを知っておくと時短になるので、是非覚えておきたいところです。
これらの裏ワザを用いた問題演習を次回以降行っていきますので、お楽しみに。
また、本記事と合わせて以下の記事もぜひご覧ください。
最後までご一読いただきありがとうございました。
コメント